7月2日(木)開催された文教委員会にて主に下記の質問をしました。

〇6月補正予算案に盛り込まれているアスリートの育成について

・東京2020オリンピック競技大会に出場する「神奈川育ちの選手」の目標を40人としているのは何故か。40人を送り出すにあたって、すそ野を広げる必要があると思うが、どのような形で、誰が、アスリートおよび指導者を選ぶのか。

・アスリートの育成は、一過性のものとせず、2020年の東京オリンピック後にもつながるようにしていく必要があると思うが、このアスリート育成事業によってオリンピック後にもどのような効果が期待できると考えているのか。

〇県立体育センター及び県立総合教育センターの再整備について

・現在の体育センターと総合教育センターは、多くの施設で老朽化が進んでいるとのことだが、具体的に利用者にとって、どのような不具合があるのか。

・再整備にあたっては、整備コストだけでなく、その後の維持管理にも配慮しなければならないと思う。そこで、現在の体育センターの維持管理費と利用料収入の状況についてどのようになっているのか。また、今後どのようにしていこうとしているのか。

〇県立高校改革について

・すでに策定、公表された「県立高校改革基本計画」について、その策定のプロセスにおいて、県民意見募集やフォーラムなどを通じてさまざまな意見が寄せられたと聞いているが、県立高校の再編・統合についてはどのような意見があったか。

・再編・統合については、今後の公立中学校の卒業生徒数が大きく左右するものと考えられるが、県内の地域によっては、たとえば三浦半島や県西の地域では他の地域と比べても生徒数の減少が進むことが推計からも見えるが、今回の改革ではそうした地域の生徒数の減少に応じて県立高校の校数を減らすものと捉えていいのか。

など、神奈川県教育委員会に対して質問をしました。また、県立高校改革に関しては、

少子化・人口減少が進む中で、本県においても今後、公立中学校の卒業生徒数が減少していく傾向が伺えるが、全日制進学率の向上と地域バランス等に配慮し、県立高校で学びたい生徒の希望をしっかりと受けとめ、学級数を確保するなど高校教育を受ける機会を提供できるよう、県立高校の再編・統合を進めていくことを要望するが、あくまでもこの改革が生徒のためであること。改革のたびに生徒が混乱するようなことがないように進めていただきたいと申し伝えさせていただきました。