7月8日(水)開催された文教委員会にて下記の質問をしました。

〇教職員の不祥事防止について

地元川崎市麻生区の学校の教員がわいせつ事案で逮捕されたとの報道が本年3月にありました。このことを踏まえ、不祥事の状況や不祥事防止の取組、教員の採用などについて、何点か伺いました。

・学校での勉強や部活動をはじめ、様々な課外活動を通じて児童・生徒の人格形成に深く関わる教員の不祥事は、絶対にあってはならない。教員に対する過去5年間の懲戒処分の件数は、どのような状況なのか。

・懲戒処分は相当な件数があるということがわかった。処分の内容は、どのような内容のものが多いのか。

・「わいせつ」や「体罰」が多いとのことだが、教職にあるものが「わいせつ」や「セクハラ」を行うことはあってはならないことで、保護者は安心して子供を学校に通わせられない。このような「わいせつ」事案に対する過去5年間の処分の状況はどうなっているのか。

・不祥事の未然防止について、県として、これまでどのような取組を行ってきたのか。

・以前、ほかの教育委員会にて不祥事を起こした教員が依願退職をした場合、もう一度その教員がほかの教育委員会に試験を受けることは可能なのか。

など教育委員会へ質問をいたしました。

今回の質問で、懲戒解雇をされて教員に関しては、教員免許の剥奪により教壇に立つことはできなくなるということがわかりましたが、処分の前に依願退職した教員は再度、教員の採用試験を受けることができるということがわかりました。

 不祥事を行うのは、ごく一部の教員であるということはわかりましたが、学校は全ての児童・生徒にとって安全で安心な場であるとともに、かけがえのない学び舎であるために、教員による不祥事の根絶に向けた一層の努力をお願いし、また、教員の採用にあたっては、受験者一人ひとりの人物をしっかりと見極め、神奈川の教育現場に立つにふさわしい、教員としての資質に恵まれた教員を一人でも多く採用できるよう、これからも不断の努力を続けて欲しい旨を申し伝えました。