石川(裕)委員
民主党・かながわクラブの石川でございます。今定例会も改めてよろしくお願いいたします。
早速質問に入らせていただきますけれども、私ども我が会派の一般質問で、アスリート育成事業について、県内競技団体から推薦があったアスリートの内、20人の支援対象者を選考しましたという御答弁をいただきました。
その20人について、どういうアスリートをどういう形で選んだのかということを、まず、冒頭お伺いしたいと思います。
スポーツ課長
アスリート育成事業の対象者の20人につきましては、神奈川県体育協会を通じて、県内の競技団体から全国大会で上位入賞している方ですとか国際大会に出場している方などについて、いわゆる2020年の東京オリンピックに出場が有望な方々について推薦をしていただきまして、その中から選考委員会において20人を決定させていただきました。

石川(裕)委員
具体的にどういう競技の選手なのか、また、どういう方を選んだのかということを答えられる範囲でお願いします。
スポーツ課長
具体的な競技ですが、陸上と水泳がそれぞれ4人ずつ、それからレスリングと自転車が2人ずつ、その他1人ずつですが、ボートですとか体操、柔道、ラグビー、カヌー、あと射撃のほうでライフル射撃ですとかクレー射撃などの競技が入っております。
また、具体的な方の名前ですが、例えば陸上では競歩の松永大介選手、この方は世界ジュニア選手権で優勝している方ですね。また、水泳では小俣夏乃選手、去年の世界ジュニア選手権フリーコンビネーションで優勝している方、また、柔道では桐蔭学園高校の嶺井美穂選手、この方は世界ジュニア選手権で優勝している選手、それからアーチェリーの田畑隼剛選手、この方は世界室内選手権の団体で2位に入った方、そういうような実績のある選手がいらっしゃいます。

 石川(裕)委員
そういう中で、やはり皆さん、若い世代のという形でこの間の委員会ではお話を伺ったんですけれども、年齢的にはやっぱり学生、中学生、高校生の方ということなんですか。
スポーツ課長
 20人の年齢的な構成ですが、10代の方が20人の内の半分の10人いらっしゃいました。20代の方が前半を中心に8人、30代以上の方もお二人いらっしゃいます。
石川(裕)委員
それともう一つ、この一般質問でお答えいただきました、本年度から新たに特定の競技種目ごとに強化拠点校に指定した県立高校7校へ専門の指導者を招き、他の県立・私立の高校生や地域の中学生にも開かれた強化練習会を定期的に実施していますという御答弁をいただきました。
この7校というのは、具体的に校名というのはあるんでしょうか。
保健体育課長
 7校でございますが、レスリングが磯子工業高校、フェンシングが松陽高校、相撲が向の岡工業高校、ソフトテニスが鶴嶺高校、陸上競技が大和南高校、ライフル射撃が海老名高校、そしてダンスが座間高校という形で7校を強化支援事業の拠点校といたしました。
石川(裕)委員
これは、そこに先ほどの選ばれた20人の方がそちらの高校に行くということなのか、それとも、それぞれまたその高校で、その競技の人たちがそこに集まって強化をしているのか、具体的にどういう感じなんでしょうか。
保健体育課長
 部活動の強化支援事業になりますので、具体的には中学生、高校生がそれぞれの拠点に県立に限らず私立学校の生徒も含めて、専門の指導者を招き、定期的に練習会を行っているところです。
スポーツ課長
先ほどのアスリート育成支援事業の20人とはまた別の、部活動の活性化ということで行っていますので、その20人とは別でございます。

石川(裕)委員
改めて確認ですけれども、では、その強化指定高校になっているところと、その方たちがオリンピアンを目指すということとはまた別の問題だということでよろしいんですね。
スポーツ課長
今回、曽我部議員の御質問の中では、若者を応援するということでありまして、それで二面についてお答えさせていただいておりまして、オリンピックを目指すというものと、部活動の強化ということとは別々のものでして、こういうふうにお答えさせていただいています。