9月30日(水)開催された文教常任委員会にて主に下記の質問をしました。
〇県立高校改革について
(再編・統合について)
・今回報告のあった県立高校改革実施計画の全体計画素案において、20~30校の再編・統合の検討の中で5つの地域が示されたが、この地域ごとに、どのような視点から再編・統合を考えていくのか。
・再編・統合を検討する上で、地域によって、1地域あたりの県立高校数はかなり偏りがあるものと推測できるが、現時点で、どれくらいの校数の幅で地域を設定しているのか。
(定時制・通信制の再編・統合)
・定時制の高校については、今回の改革の中で、適正な規模と配置について見直すとあるが、どのような観点から見直しを図るのか、またその時期はいつか。
(グローバル人材の育成)
・県立高校改革で育成を図るグローバル人材とは、どのような人材のことをいうのか。
・県立高校改革実施計画の取組の中で、県立高校ではグローバル人材をどのように育成しようと考えているのか。
(プログラミング教育)
・県立高校改革のグローバル人材育成の取組に、「プログラミング教育の推進」が挙げられているが、プログラミング教育とは どのような教育で、研究推進校は、どのような人材を育成しようとしているのか。
〇県立体育センターの再整備について
・先日の委員会現地調査でも現地を確認したが、横浜市には日産スタジアム、川崎市には等々力スタジアムなどがあるが、神奈川県には、公共 すなわち一般の人が利用できる競技場というのはいくつあるのか。
・神奈川県内に数多くの競技場がすでにある中で、改めて、神奈川県が競技場を含め、県立施設を整備しようとする目的は何か。再整備を行うにあたり、市町村との役割分担について、どのように考えているか。
・市町村ができない、市町村ではできない施設の整備の仕方があるのではないか。県立体育センターでなければということでなければ、ただ施設をきれいにする、プールが外だから室内にするということでは、県民理解は得づらいと思う。整備計画の中で、体育センターを県立施設として持つ意義について、どのように考えているか。
〇高等学校の奨学金制度見直しについて
・今回、貸付上限額の引き下げを検討しているが、具体的にどういった生徒に影響が出てくるのか。影響を受ける生徒はどの程度いるのか。
・どの生徒も、おそらく経済的に苦しいなど必要があって、上限額を借りているのだろうと考えるが、引き下げが行われた場合困らないのか。
・給付金制度を活用して、必要に応じて奨学金を併用する、さらに必要であれば、加算制度を活用するといったことで、引き下げの影響は、何とか回避できるということで理解しておく。
一方で、奨学給付金等などの制度が活用できるということを知らなければ、生徒も不安になるだろうし、高校進学を考えている生徒も諦めてしまうかも知れない。そうした意味で、就学支 援制度の周知は非常に重要だが、この点についてはどのように 考えているか。
など神奈川県教育委員会に対して質問をしました。また、県立高校改革に関しては、あくまでもこの改革が生徒のためであること。改革のたびに生徒が混乱するようなことがないように進めていただきたいと改めて申し伝えさせていただきました。