11224859_1482593355377311_2216357106285085826_n10月20日(火)決算特別委員会にて県内調査を行いました。
調査場所;谷ケ原太陽光発電所、えびな特別支援学校、よこはま看護専門学校を調査。

・谷ケ原太陽光発電所(相模原市緑区)
谷ケ原配水池を利用したメガソーラー。5億円をかけて整備し20年で7億円の収益を見込むという説明。今後、国の買い取り価格の低下や太陽光パネルの耐用年数・出力の低下などが予想される。決算特別委員会としての視察のため、数字が気になるところです。.

・えびな特別支援学校(海老名市)
伊勢原、相模原、座間、茅ヶ崎、藤沢の5つの特別支援学校が定員を上回り大規模化しているため、28年4月開校予定。本日は、校舎完成とのこと(机など備品は何もない状態)で、校舎内を見学。先日麻生養護学校を視察したが、やはり、最新の建物はよく考えられて建てられていることを感じました。開校後は200名(肢体不自由部門40名、知的障害部門160名)を定員とした養護学校となり、今後進められるインクルーシブ教育の近隣校の拠点学校となるとのこと。せっかく、隣にある県立中央農業高等学校の果樹園・樹木園の土地を活用し建設されたのであれば、障害を持つ子どもたちが農業や酪農など体験し、将来の自立に向けた一つのきっかけになるような連携ができればよいのではないかと考えます。

・神奈川県立よこはま看護専門学校(横浜市旭区)
神奈川県における看護師の不足を改善するため、学年の定員を80名から120名に増やすため、同じ敷地内に分館を建設しました。分館内には教室はもちろん、実習室もありリアルな赤ちゃんの人形を使っての実習も行われているとのことでした。ここで気になったのは、県の予算を使い看護師養成を行っている中で、この学校で学んだ生徒が就職先として、県外を選ぶことはないのか?ということです。この質問に対し、学校側からはほとんどの生徒が県内の病院に就職をしている(進学をする生徒もいるため)との回答がありました。県の目的とする看護師不足解消への養成ということでは、安心をしたところです。しかし、県内の看護師不足は2025年に向けてまだまだ不足しているというデータがあります。要請も必要ですが、いかに離職率を下げるかということも、一方考える必要があります。この点に関してもしっかりと推移をみて参りたいと思います。DSC_265112140066_1482520555384591_4884595400174726984_oDSC_2633DSC_263110449465_1482593438710636_4155288596854727141_n