1月29日(金)「教育・社会問題特別委員会」県外調査最終日は、大分県大分市にある大分こども発達支援センター『愛育学園 はばたき』を視察させていただきました。
この施設は、虐待、ネグレクトによって、心理的、精神的な課題を抱えた子どもに対して、医療的な観点から心理療法を行う児童福祉施設です。27年4月開園され、大分県初の情緒障害時短期治療施設であり、同じ敷地内にある小学校、中学校の分校と連携を密にし、医療・福祉・教育が一体となった支援を行っている先進的な施設です。
今日は、施設長より説明を受け、実際に施設を見学させていただきました。入所している子どもたちは、隣の学校に行っているため、直接子どもたちに逢うことはできませんでしたが、家にいるときは、学校にも通えない(通わない)子どもが、この施設では生活環境、習慣を見直すことにより、分校でありながらも通学できるところまで元気になってきているそうです。
神奈川県においても、平塚市に29年4月開園に向けて施設整備を進めています。今日の説明を受け、神奈川でも活用できるよう活動して参ります。