4月13日(水)岡山県奈義町を訪問。「子育てするなら奈義町で!」を合言葉に「合計特殊出生率2.81を達成した町」の取り組みを直接町長からお伺いしました。
人口減少、過疎地域に指定をされ人口6000人を維持するためにさまざまな施策を行うことにより、結果、出生率日本一となったとのことでした。具体的には、定住化に向けた住宅施策、子育て家庭への経済的負担減、出産・子育てとして働き方の支援などの施策が打たれ、保育園は第2子は半額、第3子以降は無料となるなど、徹底的に子どもに対しての支援を行った結果であるとのことでした。
神奈川県も「子育てするなら神奈川」と黒岩知事を先頭にさまざまな施策が打たれていますが、なかなか出生率は上がっていない現状があります。奈義町から何かヒントを得ることにより、神奈川にもその取り組みの一部でも取り入れることができないかお話を伺いましたが、3世代同居や地域の横の繋がりなどが非常に強いことなどもあり、町民と一緒になってさまざま取り組まれている行政の素晴らしさを感じました。神奈川県全体で考えるとすぐには難しいかもしれませんが、県内市町村の一部でも試験的に取り組むことができるのではないかと感じました。今後の議会活動でしっかりと質疑をしていきたいと思います。