11月10日(木)かながわ民進党神奈川県議団政務調査会県外調査最終日は、愛媛県庁にて「愛媛県家庭のおける暴力及び虐待の防止並びに被害者保護等推進条例について」ヒアリングを行いました。愛媛県では、家庭における暴力や虐待の根絶が社会全体で解決すべき課題であるとの認識の下、議員提案により条例を制定し、家庭における暴力と虐待の防止、被害者の保護及び被害者等の支援に取組んでいます。愛媛県における条例の制定経緯、意義および内容、条例制定後の施策の取組状況など、神奈川県での今後の取組の参考になるべくさまざまなお話を伺うことができました。
そして、同じく愛媛県庁にて「官民連携による自転車新文化の推進について」ヒアリング。愛媛県では、自転車を単なる移動手段としてだけではなく、「健康・生きがい・友情づくり」のツールとして活用し、新たなライフスタイルを創造する「自転車新文化」の普及・拡大を図り、国内外からサイクリストを呼び込むため、部局横断的にさまざまな観点からサイクリング環境の整備に取組んでいます。神奈川県においても、自転車暗線利用の促進及び自転車を活用した地域活性化の取組みを行う…べく、時間を超えるさまざまな意見交換を行うことができました。また、担当者からの熱い思いも聞かせていただくことができ、本気度を感じることができました。環境整備を地道に行うことにより、サイクリストでは「しまなみ海道」走ってみたいという方が最近多くなってきていると伺いました。また、JR四国と協力をして「サイクルトレイン(自転車をたたまずにのせることができる)」を走らせるために、車両改良の補助金を出すなど、自転車で走るだけではなく、その前後の環境も整えられようとしています。まだ課題もあるそうですが、道後温泉の観光客数の増加など、経済的効果も今後しっかりと調査していくとのことです。
あっという間の3日間でありましたが、充実した3日間でもありました。この調査結果をしっかりと今後の委員会、議会等での質疑の場で伝え、一歩でも2歩でも神奈川県がより良い方向に変わったと思っていただけるよう、今後も尽力して参ります!