8月23日(水) 午後は、苫小牧市に移動し「日本CCS調査株式会社 苫小牧実証試験センター」を視察させていただきました。この苫小牧CCS実証試験センターは、経済産業省から受託した国家プロジェクトとして火力発電所や工場などから排出されるCO2を大気中に放散する前に回収し、海底深くに貯留するという大規模な実証実験です。世界ではアメリカ、ノルウェーなどすでに事業として取り組んでいる国もあるとのことですが、陸上から海底2400mもの深度へ圧入する世界初の実験が進められています。神奈川県では基本的な計画として、神奈川県地球温暖化対策計画を平成28年に改訂し取り組んでいます。すぐに、このCCSを導入することは難しいと考えますが、同センターの取組みを少しでも県に活かすことが出来ればと感じております。