4月16日(月)午前「城山ダム」を視察。神奈川県は独自の大規模で高度な水運用の仕組みがあるとされています。水道水の約9割を相模川と酒匂川の2つの水系から取水し、残りの1割も水源は県内にあり、水道水は自給自足することができています。その仕組みについて現地を調査させて頂きました。説明のなかで、かながわの水がめ(ダム)総合運用がされており、相模川・酒匂川をつなぐ導水ネットワークがつながれていることにより、2水系間の水を相互に融通できているとのこと。この城山ダムは治水・利水の効用を目的とするダムのため、洪水調節などの治水操作は神奈川県が担当しています。県民の皆さんが水に困ることがないよう、渇水時や増水時24時間体制で水の流入量・流出量を緻密に計算し推量調節を行っているとのことです。蛇口をひねれば普通に水が出てくる。当たり前に思っていることを実はしっかりと守ってくれているということを実感いたしました。