石川(裕)委員 次に、県立高校の課題について伺いさせていただきますけれども、まず、学校紹介動画について、今までずっと委員会で述べさせていただきましたけれども、再生回数が1万7,000件を超える高校も今あります。平均して4,000件ということの再生回数になっていますけれども、コロナの収束が見通せない中で、この紹介動画の継続というのも検討すべきと考えますが、いかがでしょうか。
高校教育企画室長 学校紹介動画につきましては、議員御指摘のありましたとおり、1校当たり1,000回近い回数
の視聴をいただいて、多くの中学生や保護者の方に御覧いただいたものと考えております。その動画につきまして、学校を紹介するいろんな手段の中の一つとして、来年度、新型コロナウイルス感染症の状況を見通せない中ではありますけれども、今後の感染状況を踏まえて、PR方法を工夫していくことが必要であるので、紹介動画の活用についても検討していきたいと考えております。
石川(裕)委員 ぜひよろしくお願いします。
次に、地元の方から、今回の受験をするに当たって、ひとり親の方からの相談で、なかなか平日の銀行営業時間内に振込に行くことができない、受験料ですね、支払いの。その中で、コンビニとか、私立高校ではコンビニでの受験料の支払いというのができるということなんですけれども、県立高校の受験の際、このコンビニ払いというの、検討はできないんでしょうか。
財務課長 実際、現況、支払い方法といたしまして、コンビニでのそういうことは不可能です。コンビニ納付で一番の問題となるのは、コンビニに取られる手数料の問題になります。コンビニの手数料は、今、2,200円の入学試験受験料に対しまして、おおよそ50円から300円程度までかかるということになります。これを受益者負担で支払っていただくということについて、保護者の理解を得られるかというところが懸念がございます。なお、こうしたことから、他県におきましても、現状では、コンビニ納付ができる都道府県はない状態でございます。
石川(裕)委員 先ほども申し上げましたけれども、なかなか銀行の営業時間内に受験料の振込ができないという中で、近くのコンビニで24時間、振り込めるようになれば便利だというようなお話があります、御意見を頂きました。実際に振込手数料を負担する、自己負担してでも、何ですかね、コンビニのほうで支払いたいと、来年度でいくと4万人の生徒さんが受験をする予定で、どれぐらいの方が確かにコンビニを使われるかどうかは分かりませんけれども、そういう中で、ぜひこの選択肢の一つとして、広げていくべきだというふうに、まず、広げていただきたいということを要望します。