石川(裕)委員 みらいの石川です。早速質問に入らせていただきます。まず初めに、我が会派の代表質問でも取上げました外国人観光客の受入れ環境整備について伺ってまいりたいと思います。知事の代表質問の答弁の中で、補助対象事業充実を図りますという御答弁がありました。具体的にどのような事業を新たに対象とする予定であり、そしてまた、今年度も3,000万の予算があって、来年度も3,000万の予算が計上されていますけれども、事業者からどのような意見が寄せられて、それをどのように反映する方針なのか伺います。

観光課長 補助対象事業の検討に当たりましては、補助金の趣旨と合致するものについて、可能な限り事業者のニーズも取り入れていきたいというふうに考えているところでございます。また、事業者から直接要望があった内容だけではなくて、近年のトピックなどから拾い上げて、県から事業者に対して補助メニューを提案して、事業者の反応を確認しているところでいます。来年度の補助メニューについては、答弁でもございましたけれども、外国人観光客の文化、食習慣に配慮したメニュー開発とか、あとは多言語でのマナー啓発、あるいは、これはDXの話でございますけれども、人手不足に対応するため宿泊事業者の情報共有のためにインカムとかボディーカメラ、そういったものも補助対象にできたらなというふうに今考えているところでございます。観光産業なんですけれども、裾野が広いことから、多くの事業者に活用いただけるよう工夫することで、本県の受入れ環境の整備を進めていきたい、そのように考えているところでございます。

石川(裕)委員 今御答弁、多くの事業者からというふうに御答弁ありましたけれども、どうしても観光というと、事業者の対象が宿泊とかお土産屋さんとか交通機関とかというふうになると思うんですけれども、この事業者というのは、例えば今年度どのような事業者からこういう申請があったのか、教えていただけますでしょうか。

観光課長 従前、特に業種別で申請を受け付けているわけではないので、申請書の内容を参考に、あくまで参考に集計させていただきましたところ、事業者ベースでは、合計で申請件数47件でございまして、その内訳でございますけれども、やはり宿泊施設関係が20件と最も多い数字となってございます。あと、次いで多い順といたしましては、飲食店6件、あるいは、ちょっと変わっているんですけれども、農園とか牧場、観光牧場とか観光農園、そういったもので5件、あと神社仏閣、これが4件、主なものですとそのような内訳になっているところです。

石川(裕)委員 今、農園とか神社仏閣とか、そういうところも観光客受入れ整備事業ということで申請をされてきたということなんですけれども、具体的に例えばそういう農園とか神社とか、どういう申請なんでしょうか。

観光課長 農園ですと、農園までのビニールハウスとかあると思うんですけれども、そこまでのスロープとかが整備されていないために、バリアフリーの問題だとか、バリアフリーの改善、段差を解消するとか、あとは神社仏閣ですと、お賽銭とかいろいろあると思うんですが、電子化みたいなお話で導入したいというようなお話はあるところです。

石川(裕)委員 お賽銭も今そういう形で電子マネーみたいなことで、報道でもありますけれども、そういう中で、今度、多言語の観光マナーについて、外国語観光情報ウェブサイトを通じて情報発信を行うというような御答弁もありました。これまでも、マナーに関しては、プッシュ型のメール等でも、なかなかマナーというのは解消されないんじゃないか、京都市の事例とかも挙げて質問させていただきましたけれども、これをより実効性を高めるために何か新たな方法とかは考えられているんでしょうか。

観光課長 県の外国人観光客向けのホームページでも、マナー啓発に向けた内容を掲載してございます。ただ、あまりにもマナーを前のほうに出し過ぎると、観光に来ていただいて気持ちよく観光していただくという、前面にマナーを守ってくださいというような形になってしまうと、なかなかバランス的には悪いというようなお話しも、そこら辺はマナー啓発に関してはどこら辺でプッシュしていくかというのは今後検討させていただきたいと思っております。ただ、例えば小田原駅のデジタルサイネージとかもありますけれども、そういったところに、の入り口でございますけれども、そういうところにマナー啓発の、国がつくったような動画とかがありますけれども、そういったものに積極的にエントリーをして見ていただく、そういった取組を今後充実させていきたいと考えているところでございます。

石川(裕)委員 おとといですか、私も東京マラソンに参加させてもらって走りましたけれども、やっぱり日本人のランナーと外国人のランナーと、やはりランナーでさえマナーの考え方がやっぱり違うんだなというのは実感していますので、そういう意味では、いろいろマラソン大会でも、外国人の方に向けて様々ルールの説明、マナーの説明していますけれども、それでもああいう状況なんだというのを実感していますので、ぜひ、マナーを前面に出すということは難しいというのは分かりますけれども、せっかく来ていただいて気持ちよく観光してもらうことと、あと、やはりその地域に住んでいる方、もしくは同じ観光している日本の方が逆にそこに行かなくなるという可能性もありますので、その点はしっかりと今後も発信していただきたいというふうに思います。そういう中で、GREEN×EXPO2027を契機として、本県を訪れる外国人観光客の増加が見込まれるという御答弁もありました。この対応についてですけれども、この短期的に、もう2027年と開催が決まっているわけですけれども、短期的に重点的に進める施策はどういうものがあるのかどうか、どういう計画があるのかということを伺いたいと思います。

観光課長 これまでも、花のプロモーション等々を通じて、GREEN×EXPOの県内への周知とか、あとは意識啓発的なものは進めてきております。あと、先ほどの答弁にもございましたけれども、デスティネーションキャンペーンにはエントリーしてもございます。これは採用されたわけではございませんけれども、採用されれば重点的な形でGREEN×EXPOに向けて機運醸成を図れる、EXPOのことも含めて機運醸成を図っていきたいと考えているところでございます。

石川(裕)委員 デスティネーションキャンペーンのことを今御答弁いただきましたけれども、先行会派でも触れられていましたけれども、これはあくまでもJRさんが国内の、「そうだ神奈川へ行こう」じゃないですけれども「京都へ行こう」という、このキャンペーン等々で、これは国内テレビでCMとかでやっている中で、これは外国の方は別に受け入れるというか、それとまた違うと思うんですけれども、これは国内観光客向けで、外国人観光客向けというのは何かあるんですか。

観光地域連携担当課長 このデスティネーションキャンペーンは、議員おっしゃられるようにJRがやっていまして、今までは完全に国内向けでした。ただ、JRさんとしても、将来というか、近い将来のデスティネーションキャンペーンからは少し外国人のところにも訴えられるようなものを考えていきたいなという意向はお持ちだというふうに聞いてはおります。

石川(裕)委員 JRの話をしているわけじゃなくて、県として外国人観光客を受け入れるというんですかね、GREEN×EXPOに来ていただいて、これを少しやっぱり横浜だけじゃなくて、圏域に広げていかなきゃいけないということになると思うんですけれども、そういう具体的な施策という、その点はどのように考えていらっしゃいますか。

観光プロモーション担当課長 インバウンドの関係、観光客の誘致に向けましては、来年度、EXPOを含む、お花の国内で今年度取り組んだような少しEXPO、それから、お花とといったようなこと、園芸、GREEN×EXPOの内容を含む県内のコンテンツを紹介できるように多言語での情報発信の準備をまず来年度始めたいというふうに考えておるところでございます。

石川(裕)委員 そういう海外に向けてと、日本の国内の観光客に向けてということで御答弁をいただきましたけれども、これが様々予算をかけて、県内に観光客を呼び込もうということでありますけれども、この観光により、私も何度もお伝えしておりますけれども、地域の経済の活性化に向けて、これせっかく県の予算を使ってやる事業ですから、それの対費用効果の部分をしっかり見ていかなきゃいけないというふうに思っています。そういう中で、先ほど花のことや地域で広めていくということがありましたけれども、その効果をどのように指標で測定して、どのように成果を確認していく、これからの話ですけれども、そういう計画なのかということを伺いたいと思います。

観光課長 花ということで御答弁ございましたけれども、一応JRデスティネーションキャンペーンとかも含めて、採択されれば重点的に実施できるということになりますので、その効果については、計測というか、いろいろとどのような経済効果があったのかと測っていきたいなというふうに今考えているところでございます。他県のデスティネーションキャンペーンも100億だとか、そういった規模の経済効果があったというような公表とか発表とかもございますので、それに準じた形で考えていきたい思います。

石川(裕)委員 これで外国人観光客の方も含めて、神奈川県を訪れる方が増えてくる、そこでまた元に戻りますけれども、その受入れをするための準備というのが、受入れ環境整備事業について、これは何度も委員会の中で、また本会議の中でも質問してきていますけれども、これは単年度ごとで、今回の受入れ環境整備事業3,000万、今年度3,000万、来年度も3,000万という形ですけれども、これを単年度ごとじゃなくて、やはりGREEN×EXPOもある、そういうこともある中で、計画的に継続的に方向性を示していく必要があると思いますけれども、その点について伺います。

観光課長 委員御指摘の内容、もっともなんですけれども、やはり、この受入れ環境整備なんですけれども、事業者の皆さんが活用したいと、補助率2分の1で上限100万円というような制度でございます。やはり事業者の皆さんがどのようなことに活用したいのか、そこが一番重要でございますので、そういったところをきちんと聞き取って補助メニュー化していくと。外国人の受入れ環境につきましても、事業者の声をちゃんと拾い上げて、補助対象事業として整理していきたいと、そういうふうに考えてございます。

石川(裕)委員 民間に向けては、そういうことだと思いますけれども、例えば道路沿いにある案内掲示板とか、公共のトイレとか、そういうのはやっぱり行政のほうがしっかりと管理をして計画的につくっていかなければいけないと思いますし、今、SNS等々をいろいろやられていると思いますけれども、スマホを見て観光ルートを決めていくような方もいらっしゃいますから、そういうところの点については、しっかり予算を計画的に取って、やっぱり方向性を、受入れ環境整備を進めていただきたいということを要望しておきます。