3月28日(金)午前中、南九州畜産獣医学拠点(SKLV)とたからべ森の学校の2箇所を視察。両視察先とも、県立高校・市立中学校の閉校跡地を活用し、行政、大学、地域企業が連携して新たな取組みを進めています。南九州畜産獣医学拠点(SKLV)では、曽於市と鹿児島大学共同獣医学部が連携し、旧鹿児島県立財部高校跡地を整備。この施設は、将来の畜産業・獣医療を担う人材を育成する施設であり、産業の創造や交流人口の増加を目指しています。産業モデル飼育エリアでは、出荷までの全ての工程で実習が行われ、地方創生エリアには宿泊施設や福祉施設も備え、学生と畜産関係者の交流を促進しています。また、馬エリアでは、獣医学生の実習のほかホースセラピーなど多様な取り組みも行われていました。さらに、神奈川県内の獣医学部の学生を受け入れて4泊5日の研修も行っているとのことです。開校から間もないため、まだ進めたい事業があるとのことでしたが着実に事業が進んでおり、今後はもっと街の賑わいにもつなげていきたいとのお話でした。ありがとうございました。