
3月28日(金)午前、SKLV視察後、たからべ森の学校へ。たからべ森の学校は、閉校した曽於市立財部北中学校を活用して整備された職業訓練施設です。農業・調理の人材育成、農業体験・田舎暮らし体験、非日常を体験できるイベント企画・運営、女性の起業・創業支援などが行われています。平成30年には学校体験型宿泊施設としてリニューアルオープンし、合宿誘致や移住体験等、職業訓練以外の催しも実施されています。SKLVとは対照的に、昔の学校の景観をできるだけ残しながら運営され、そのため、学校に泊まれるという特長があり、卒業生や地元の方々が懐かしさを感じながら同窓会で宿泊したり、高校・大学などの部活動合宿で利用したりするなど、多様な利用方法がされています。また、ハローワークと連携した事業では、訓練を受けた方がそのままたからべの森の学校に就職するなど、就職支援や農業従事者支援も順調に進められています。両施設とも、今後、神奈川県においても閉校や完校が進むことが予測される中で、先行事例として非常に有意義な視察でした。ご丁寧なご説明をいただきありがとうございました。