8月24日(火)午後、午前中の「東京都教育委員会」に引き続き、「宮城県教育委員会」を訪問。東日本大震災をうけて「防災教育」の推進に取り組まれているとのことで説明を受けました。震災から4年半が経過し、復興にも地域格差が出てきていること。また、沿岸部と内陸部の中でも震災に対する想いの格差が出てきていることなど説明を受けました。
「防災教育」の中で、すべての公立学校に「防災主任」を配置し、専門的な防災教育の推進に取り組まれていること。また、来年度より宮城県立多賀城高校において「災害科学科」が新設され、将来防災に強い人材を世界に輩出したいという強い思いをお伺いしました。神奈川県においても、現在小康状態にありますが、箱根・大涌谷の噴火警戒の問題、先般発表された「地震被害想定調査」被害想定を受けて、地域での防災対策、それに向けての教育の必要性が喫緊の課題となっています。この宮城県教育委員会での「防災教育」をぜひ、神奈川県においても活かしていければと考えます。今後の「文教常任委員会」で申し上げていきたいと思います。