10月21日(金)「教育・スポーツ振興対策特別委員会」にて県内調査を行いました。午前中は、川崎市高津区にある「NPO法人フリースペースたまりば」に訪問。西野理事長より、施設を作ったきっかけから今現在の状況までさまざまなお話を伺いました。神奈川県内では30人に1人が不登校であること、小中高生の年間の自殺者が349人もいること、この状況がなぜ生まれ、ひとりでも多くの若者の悩みを聞きたい、また、その状況に気づいてあげられる大人を多く作りたいとの熱い想いを伺うことが出来ました。この施設に通うために、遠方から通う子どもいるということで、県域全体で同じような施設や取組みができないか、今後の課題を頂いたと感じております。
午後は、東京都北区にある「東京都障害者総合スポーツセンター」を訪問。県内調査とありますが、現在、神奈川県では大和市にある体育センターの改修を行う予定です。その中で、今はなかなか障害者の方が利用するには、施設の問題で使いづらい部分もあります。その意味も踏まえて施設を見学、担当者の方よりお話を伺いました。施設を見学中、プールやテニスコート、アーチェリー場などさまざまな施設で多くの障害を持った方々が、元気に楽しそうにスポーツをされている姿に、神奈川県にも同じような環境が整備されるとパラリンピック等の選手の受け入れも可能となるのではないかと感じました。
今日の調査をしっかりと受け止め、今後の委員会活動にてしっかりと想いを県に伝えて参ります。