3月29日(木)県政調査2日目午前中は北海道庁にて、環境生活部エゾシカ対策課の担当者の方より「エゾシカ有効活用促進事業について」ヒアリングをおこないました。北海道では、エゾシカにより農林業被害が深刻であることから捕獲対策を強化しており、捕獲したエゾシカを食肉として活用促進をするため、安全確保対策の強化や様々な消費拡大対策を展開しています。神奈川県では今年度ジビエカーの導入予算を組んだものの、民間事業者が採算が合わないということで急遽辞退を申し出たことにより計画が頓挫してしまいました。また、販路の課題もあり今後の大きな課題となっております。北海道では、第4火曜日を「シカの日」として多くの飲食店でキャンペーンを行っていたり、生協と連携をはかりスーパーでシカ肉を販売するなど捕獲から販売までの流れが出来つつあります。担当者の方からはまだまだですとの言葉はありましたが、神奈川県でも学ぶべきことが多々あると感じました。